まっちゃだいふくの日記 経由.
IT業界でも同じではないでしょうか。元請けの会社にいる人は、配属されるプロジェクトも恵まれ、(全員とはいいませんが)与えられる仕事によってハイスピードで成長し、職位も上がっていく面があります。その結果、転職しようとしたときに作る職務経歴書の内容も立派に仕上がります。
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/wakare31/wakare01.html
うーん,そうなんでしょうか.「元請けの会社にいる人は,与えられる仕事によって職位も上がっていく面があります」というのは言えるかも知れませんが,「ハイスピードで成長」というのはどうかなあ.
別の話題で見つけたブログですが,
受託開発が主流の日本では、産業レベルでは大手システムインテグレータが上流工程を、中小下請け企業が下流工程を担当しており、一企業レベルでもシステムエンジニアが設計を、プログラマが実際の構築を行っている。どちらの上下構造においても分業は明確だが、皮肉なことに技術力と権力とが反比例の関係にある。
http://blogs.itmedia.co.jp/repedant/2007/06/post_c660.html
というケースも多いと思います.もちろん下請けからステップアップしていった人は違うでしょうけど.上流工程というのが,下請けに技術的な面を全て振って,自分は旗振りだけしているってのでなければ,元請けにいたからって,ここで言っている「上流工程」のスキルが上がるってものでもないと思いますけどね.
もちろん,全ての場合において,「技術力と権力が反比例の関係」とも思わないし,元請けにいて,ハイスピードで成長していける人も多いでしょう.結局,まっちゃさんの
うまく書かれているけど、きちんと出来る会社もあれば、出来ないところもある。そういう会社を見極めることが大切なのではないかなぁ・・・
http://d.hatena.ne.jp/ripjyr/20070626/1182849125
と言う所に落ち着くのではないかなあ.ケースバイケースってだけ.
はい,人の意見をあちこち引用して,エントリ一つ作ってしまいました.(^_^;)