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virt-manager の LXC サポート (1)

何気に virt-managerChangeLog を見ていると,

Basic 'New VM' wizard support for LXC guests

おおっ!

早速試してみました.

OSコンテナ

  1. 「接続を追加する」を選択すると LXC が選択肢にあります.
  2. 「新しい仮想マシンの作成」をやると,接続先の選択肢に LXC が出てきます.
  3. 作成する仮想マシンのタイプに "Operation system container" を選択すると,次に存在するコンテナの root を指定するように促されます.つまり既存のコンテナのツリーが必要ですね.
  4. あとは kvm 等と同じでメモリや CPU を設定します.
  5. 出来上がるとこんな感じ.

OpenVZ 用のイメージを持ってきて,展開し,lxc 用に必要そうな追加設定を行って,いざ!起動!.... 起動はしましたが,コンソールアクセスも ssh アクセスも成功してません... (;_;)

fedora15 の起動を試みましたが,コンソールは

Sep 29 15:58:42 enterprise systemd[1]: Job dev-tty1.device/start timed out.
Sep 29 15:58:42 enterprise systemd[1]: Job getty@tty1.service/start failed with result 'dependency'.
Sep 29 15:58:42 enterprise systemd[1]: Job dev-tty1.device/start failed with result 'timeout'.

とか言うエラーが,ssh でアクセスすると

Sep 29 15:59:24 enterprise sshd[391]: error: openpty: No such file or directory
Sep 29 15:59:24 enterprise sshd[391]: error: session_pty_req: session 0 alloc failed

こんな感じです... (ここから先は libvirt の問題ですよね...)

アプリケーションコンテナ

気を取り直して,アプリケーション単体を実行するコンテナを試してみます."Application container" を選択して,"/bin/sh" を実行するように指定して,出来上がったコンテナを起動すると...

起動しました.当たり前ですが...

つづく...