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fontconfig

ようやく Plamo 4.2 で ヒラギノフォント のウェイトを区別して利用できるようになった.

まず fontconfig を 2.3 以降にする必要がある.これで日本語のフォントファミリ名を認識可能となる.とりあえず最新の fontconfig-2.3.2 を取得して make.man を作ったりするための sgml 関係のコマンドがなくて失敗する.

 env CFLAGS="-O2" ./configure \
 --prefix=/usr/X11R6 \
 --sysconfdir=/etc \
 --localstatedir=/var \
 --infodir=/usr/share/info \
 --mandir=/usr/share/man \
 --with-expat-includes=/usr/X11R6/include \
 --with-expat-lib=/usr/X11R6/lib \
 --with-default-fonts=/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType \
 --with-add-fonts=/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TTF \
 --disable-docs

make の途中で nsgmls と sgmlspl というコマンドがないと怒られる.sgml ファイルを man に変換するところかなという感じなので,特に不要だし,make だけやり過ごすために実行可能にしたダミーのファイルを作成.(いい加減 ^^;) 良い子はマネをしないようにね. :-p

% cd /usr/bin
% touch nsgmls
% touch sgmlspl
% chmod 755 nsgmls sgmlspl

で make.ダミーのコマンドを使っているので,本来出来ているはずの man ファイルが出来ていないので,それもダミーで作っておく (でないと make install に失敗する).fontconfig のソースディレクトリに移動して

% touch fc-cache/fc-cache.1
% touch fc-list/fc-list.1
% make install DESTDIR=/var/package
% cd /var/package
% rm usr/share/man/man1/* (ダミーの man を消す)
# makepkg fontconfig-2.3.2-i386-P1_karma.tgz

で,出来上がったパッケージを installpkg する.X は終わらせてからインストールしましょう.

上記の手順だと Plamo 標準の /etc/fonts/ 以下のファイルなんかも上書きされます.当然 fontconfig 関係のコマンドやライブラリも.どうしようもなくなっても責任持ちません.(^^;)