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TenForward

技術ブログ。はてなダイアリーから移転しました

MacBook Pro で Ubuntu Linux 11.10 (1)

と延々続く MacBook Pro(Mid 2010) (MacBookPro 6,2) 上で Ubuntu を動かす企画,今度は早速 Ubuntu 11.10 (Oneiric Ocelot) を動かしてみました.

Lion と Ubuntu 11.04 のデュアルブートで使っていたのですが,パーティションがぐちゃぐちゃになっていたのか,Lion 上の BootCamp アシスタントやら,「復元ディスクアシスタント」が全く動かない状態だったので,一度,パーティションを綺麗にして Lion を戻したりしているので,11.04 からの Upgrade でなく,新規インストールです.

ご参考

このブログエントリを見るより,こういう所を見てやった方が信頼性大です.

インストール

  1. インストールイメージは http://cdimage.ubuntu.com/releases/oneiric/release/ から "64-bit Mac (AMD64) desktop CD" を取得します.
  2. インストール手順は MactelSupportTeam/AppleIntelInstallation - Community Help Wiki に載ってますね.おおまかに書くとこんな感じ (ちゃんと元の文書参照してください)
    1. rEFIt をインストール.起動時にちゃんとメニューが出るようにしておく.
    2. ディスクユーティリティでパーティション分割等 (BootCampアシスタントは手元ではパーティションだけ準備って出来なかった...)
    3. Ubuntu の CD で起動して,そのままインストールせずに開けた領域を gparted 等でパーティション確保 (Swapと/用とか).Swap なしで,ディスクユーティリティで確保した空き領域全体を / にするとかだと,これは不要かも? (知らない)
    4. その後,おもむろにインストールを開始し,確保したパーティションにインストール
    5. リブート後に rEFIt のメニューから Partition Tool を起動し,その後ぺんぎんアイコンを選択したら普通に Ubuntu が起動するはずです.もしかしたら Partition Tool 実行直後は起動しないかも知れなくて(私はしなかった),電源プチっと切って再度選択したら起動しました.

以前インストールした時は rEFIt の Partition Tool の実行なんて手順不要なまま起動した覚えがあるのですが,今回は起動せずにハマりました.以前はだいぶ前なのでうろ覚えですけど.

インストール

インストール後やったこと.

nVidia 商用ドライバのインストール

これは普通にインストールできますな.

Mactel Support リポジトリの登録

(2011/11/25 追記) リポジトリの登録は不要なようです.MacTelリポジトリから入れなくても,それなりに元の CD Image に Mac 用のモノが入っているみたいですね.

$ sudo add-apt-repository ppa:mactel-support
$ sudo apt-get update

で,リポジトリが登録されて,色々 Mactel 専用パッケージがインストール出来る... はずが,2011/10/19 時点では Oneiric 用リポジトリがありません.add-apt-repository コマンドは普通に実行出来ますけど,apt-get update すると,そんなパスがないのでエラーになります.

トラックパッドドライバの入れ替え

そのまま普通につかえますけど,標準ではトラックパッドのドライバとして Synaptics ドライバが選択されるのは今まで通りです.動きが微妙すぎて使い物になりませんので,まずはこれを入れ替えます.別にそのままでも使えるという人はそのままで OK です.

ここで,とりあえず 11.04 までの手順と同様に xf86-input-multitouch ドライバを入れようとしたのですが,前述のようにリポジトリがないのでコマンド数発でドライバを入れる,ということは出来ません.

(2011/10/22 追記) Ubuntu の標準リポジトリから multitouch ドライバがインストール可能ですね.意外な盲点 ^^;

# apt-get install xserver-xorg-input-multitouch

とりあえず私は以下のように mtrack ドライバを入れているので,multitouch ドライバを入れてどうなるのかはわかりません.以前と変わってなければ,xorg.conf に設定をすれば使えました.パッケージになっているから,その辺も手動で追加しなくてもよいのかも知れませんが,分かりません
(追記ここまで)

どうせ,ソースからコンパイルするんだったら,設定項目が一切ない xf86-input-multitouch ドライバよりは,新しい xf86-input-mtrack ドライバにしようということで,これをインストールしてみました.

$ sudo apt-get install git
$ sudo apt-get install build-essential automake libtool (コンパイラ等)
$ sudo apt-get install libmtdev-dev xserver-xorg-dev xutils-dev (必要ライブラリ)

そして,ソースを取得して make.

$ git clone https://github.com/BlueDragonX/xf86-input-mtrack.git
$ cd xf86-input-mtrack
$ autoreconf -i
$ ./configure --prefix=/usr
$ make
$ sudo make install

設定は /etc/X11/xorg.conf に (なければ作成) 適当に作成します.以下のように Lion のスクロール方向に合わせることも可能.

Section "InputClass"
        MatchIsTouchPad "true"
        Identifier      "Multitouch Touchpad"
        Driver          "mtrack"
        MatchDevicePath "/dev/input/event*"
        Option          "ScrollUpButton"        "5"
        Option          "ScrollDownButton"      "4"
EndSection

詳しい設定項目は前述の github のページに表示されている README にも載ってます.

その他

11.04 まであった,Mactel 専用の諸々ですが,とりあえず前述の CD Image を使ってインストールした限りでは,必要なものは入っている感じがします.

  • それっぽい名前のモジュールがロードされたりしていますし (ちゃんと確認していない)
  • モニタの明るさの調整がファンクションキーで出来ます.
  • 音量調整がファンクションキーで出来ます.
  • Broadcom の無線 LAN の商用ドライバ入れなくてもそれなりに通信出来ている.

一通り動くので Mactel の 11.10 用リポジトリがないのかも?

とりあえず MacBookPro6-2/Oneiric - Community Help Wiki を参考にやったのは

  • /etc/modules に coretemp を追加.
  • pommed をインストール.これでキーボードのバックライトが点きました.

とりあえずこれで一通り動いています.が MacBookPro6-2/Oneiric - Community Help Wiki には

The Macbook Pro 6,2 is highly compatible with Ubuntu 11.10 Oneiric.

Note that this bug may cause hardware damage.

なんて記述が!! どこが "highly compatible" やねん!!

表には "Fan Control" として動作のマークが付いていますが,Fan Control の所を見ると

Not currently working. Bug reported.

なんて書いてますね.バグレポートには coretemp モジュールを読み込むようにしたらちゃんと Fan が動いたなんて書いてますし,大丈夫なのかも知れません.

うーん,どうなんだろ... (続く)

(2011/11/25 追記) ファンコントロールも動いているような気がします.上記の coretemp モジュールを起動時に読み込むようにすれば OK なんだと思います.