読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

TenForward

技術ブログ。はてなダイアリーから移転しました

ブルーレイレコーダー Panasonic DIGA BRT300 (東芝からの買い替え視点で) レビュー

元々ずっと HDD レコーダーは RD-XS41 以来東芝ユーザーで,RD-XS36, RD-S304K と使ってきました.RD-S304K は特に大きな不満もなく使っていたのですが,スカパー!光にして HD 録画するようになってから,

  • スカパー!HD 録画中はほぼすべての操作ができないので,一日にいくつも録画をしていると,その録画が終わるまで何もできない (再生ボタンは押せるので,録画が始まる前に視ていた番組は視れる) ので,録画した番組を視る時間を有効に使えない.

という問題が我慢出来なくなってきたので,どうせならブルーレイレコーダーだ,ということで色々調べた結果,ついに東芝を捨てて Panasonic の DIGA BRT300 というモデルを買いました.

この機種はシングルチューナーですが,そもそもうちは地デジ,BS はテレビにつないだ USB ディスクに録画しているので,HDD レコーダーはほぼスカパー!専用となっていたので,地デジとスカパー!HD 録画の W 録は可能なので,シングルチューナーで充分やん,ということで,価格も一つ上の機種より 1 万程度は安かったので,この機種にしました.

事前調査

最初は東芝のブルーレイ REGZA を検討していましたが,kakaku.com のクチコミなんかを見ていると,どうも不具合の情報が多くて心配になります.例えば

なんかです.色々調べてみる限りは,スカパー!HD 録画で一番便利そうなのは DIGA らしいということなので,DIGA にしたというところです.ソニーは編集機能も東芝に一番近く良さそうに思えたのですが,価格的な所と,どうもスカパー!HD 録画に関しては,情報が少ない所が気になりましたので,見送りました.(東芝ユーザーとしてはソニーの方が良かったのかもしれません)

満足している点

  • セットアップは説明書を見なくても特に問題なく行えた点.これはどこのメーカーでも今はそうなのかも知れません.
    • 音声でまで案内が出ました.ただし音声の再生が始まるまでかなり時間かかりましたけど.
  • 現在の所は特に可もなく不可もなく使えている点.
    • 不具合に当たる事はありません (当たり前ですが)
    • 後述のリモコンの反応以外は特に反応に関して不満はありません.
  • 起動の速さ.東芝の遅さでも特に不満はなかったので,特別これが満足というほどではないですが.

特に 2 つ目の点が DIGA を良く表しているように思えます.一般によく使われる機能をなるべく便利に簡単に使えるという点に注力している感じで,それ以外の機能は持たせず,なるべくシンプルに操作できるようにしています.

不満点

一般的な機能として,特に大きな問題はないのですが,以下の点だけ気になります.東芝 RD をずっと使っていてこその不満点は後述.

  • リモコンの再生,一時停止のボタンを押してから一息入れて反応するので,何度か押してしまって,目的の操作にならないことが多いです.慣れれば問題ないのでしょうけど.

東芝脳からの脱皮 (RDユーザーのみが感じるであろう不満点 :p)

東芝RDを長年使っていた頭から抜け出せず不満に思う点です.逆にこの考えから抜け出せたら,DIGA が便利に使えるのかも? :-) あくまで東芝の使い方に慣れた頭での不満点なので,不満を言っているのでなく,東芝から乗り換える時はこれを了解してから DIGA を選ばないとダメな点をあげているつもりです.

編集機能

とにかく東芝に比べると想像を絶する低機能ですね.:-p 数少ない編集機能を駆使して頭を使ってやりたいことを行います.

  • 東芝脳としては,とにかくチャプターを打ちますが,DIGA の場合はチャプターは本当にチャプターとしての意味しかありません.編集の時,チャプターがそのまま使える事はありません.部分消去の時に「開始点」「終了点」を探し出す時にスキップボタンでチャプターまでは飛びますので,点を探すのにチャプターは使えます.ただし,編集画面でチャプターがどこに存在するかは表示されていません.東芝のようにチャプターそのものを部分消去機能で使うわけではありません.
  • 複数のチャプター間を別々にダビングするのが素直にできません.一つの番組を複数のチャプターに分割して,それぞれのチャプターを別々に DVD にコピーする,と言った操作は東芝だと普通に行えますが,DIGA だと以下のような操作しかできません.
    • 番組そのものをコピーして,それぞれのコピーで目的のチャプター以外を部分消去する.当然,この操作はダビング10番組では可能ですが,スカパーのようにコピーワンス番組では使えませんね.
    • 番組分割をして,それぞれのチャプターを 1 番組にしてしまう.その後,それぞれで不要な部分を削除する.こちらはコピーワンスでも可能です.
    • たとえば 1,2,3 と 3 つのチャプターに分割して,2 だけ別のディスクにダビングしたい場合,番組分割して 1,2,3 に分割した後,1 と 3 を結合します.

慣れればそんなに複雑じゃないので,特に問題はないんじゃないかと思います.こういう操作をしないといけない,という頭に切り替えないといけないということです.

フォルダ

フォルダを作製し,番組予約時にフォルダを指定して整理する,というのは RD ユーザであれば普通に行っていた事だと思います.が,こういう機能はありません.

  • 「ラベル」という機能があり,デフォルトでは「すべて」とか「未視聴」とか「ドラマ」とか「映画」とか,デフォルトで入っているラベルに自動的に分類されます.これを自分が決めたラベルに変更することは可能ですが... フォルダとして使うように考えられたものではありませんので,フォルダの代替にはなりません.
    • 数が限られていて少なすぎ.
    • 「マイラベル」という機能がありますが,ここの説明を見る限りでは,目的が違うため,RDのフォルダと同じように使う事は出来なさそうです.
  • 「まとめ番組」という機能があり,連続ドラマなんかを毎週予約したりすると,自動的に「まとめ」られて録画一覧に表示されますが,そうでない限りは,録画の後で録画一覧で「まとめ」る操作が必要です.予約時にあらかじめ特定のまとめに入れる,ということはできません.

フォルダでなくても CMS やブログの「タグ」のように自由に設定出来て,分類できる仕組みがあると良いなと思いました.

まとめ

以上のように,非常にシンプルにわかりやすく作られており,多分一般のユーザーであれば使い勝手は良いのだと思います.ただ,東芝 RD ユーザーからすると,設計思想があまりにも違うので,自分がやりたい操作を行うのにかなり戸惑うと思います.

ただし,慣れてしまうと,多分何の問題もなくできる程度の戸惑いかと思いますので,そう考えると,大きな不満もない良くできた機種だと思います.逆に言うと大きな「これ!」という満足点もない平均的優等生という所なんですがね.